タクシーサクセスストーリー?

2017年1月28日(土)

 

フィリピンの交通機関といえば、ジプニーとタクシー。

IMG_1762.JPG

私が住むセブ島では初乗り40ペソ。比較的安全な乗り物として移動の際は重宝しています。

ところが、マニラになると高い料金をふっかけてくるぼったくりタクシーも多いと聞きます。

 

さて、タクシーのトラブルでよくあるのが「忘れ物」。

よく日本人語学留学生の間でよくあるのが、移動の際にポケットからスマホが抜け落ちてしまい、気づかずに車内に忘れてしまうケース。

残念ながらまず戻ってきません。

 

タクシーのナンバーを控えておけばまだ追跡もできますが、ほとんどのケースは泣き寝入りです。

とくに iPhone はフィリピンでは憧れの商品なので、ドライバーかもしくはあとから乗車した客が持ち去ってしまうでしょう。

 

さてそんなタクシーについて、先日あるニュースが飛び込んできました。

貴重品を返却したタクシードライバーが報われる

Philippines taxi driver rewarded for returning valuables

 

なんでも先日バギオ市でタクシードライバーの Reggie Cabututan 氏(30)が、自分のタクシーに忘れ物があるのに気付き、持ち主に送り届けたらしい。

 

ここまではごく普通の話。

 

ところが・・・

 

本人はその忘れ物の中身が何かを把握していなかったようだが、中身はパソコンやパスポートなど数千ドル規模貴重品だった。

 

持ち主はオーストラリア人のビジネスマン、Trent Shields 氏。

よっぽど Shields 氏は感動したのだろう。
氏がドライバーに用意したお礼は破格のものだった。

 

ドライバーとその家族のオーストラリア留学&就業の提供。

 

ただでさえ、フィリピン人にとっては海外渡航のビザ取得が難しいのに、このオファーは破格だ。

ドライバーは、Sheilds 氏の会社が運営するソフトウェア構築の6ヶ月コースを受講でき、コース終了後には Sheilds 氏の会社でインターンシップとして働く機会が保証されているという。

かくしてドライバー Cabututan 氏は一夜にして「バギオの誇り」になったという。

 

 

ただ、この記事を読んで感じたことは・・・

 

全く感動しない。

 

 

日本ではまず起こり得ないエピソードである。

そもそも忘れ物を持ち主に届けるのは「当たり前」のこと。
さらに言えば、乗客が降車する際に忘れ物がないかの確認をするのはドライバーの責務である。

 

つまり、このドライバーは自己の職務怠慢によって発生した貴重品の置き忘れ案件において、当然の処置としての持ち物の「返却」を実施しただけである。

 

 

こんな当たり前のことが新聞記事になるということは、それだけこの当たり前がフィリピンでは当たり前でないということだ。

フィリピンではモノの所有権をあまり気にしない。
オフィスにある文具は同僚によって勝手に持ち出され、返却されることはまずない。そしていつの間にか取った人の「専用」になっていたりする。

家政婦は勤務先の家庭のリビングにある財布からお札を当然のように抜き取る。だってお札には持ち主の名前書いてないもん。

まったく、フィリピンは何事も油断大敵である。

 

 

にほんブログ村 英語ブログ 語学留学へ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ セブ島情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

タクシーサクセスストーリー?” への1件のフィードバック

追加

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

WordPress.com で無料サイトやブログを作成.

ページ先頭へ ↑

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。