三つ子の魂百まで?

2017年2月16日(木) 雨。

 

フィリピン生活も約2年に差し掛かる。

この2年でつくづく感じたことは「フィリピン人の限界」。

言われたことを実行できない、計画&準備できない、計算ができない、人の話を聞けない・・・数え上げたらキリがない。

その度に抱く疑問。

これらはフィリピン人だからできないのか、それともフィリピンで生まれ育ったからなのか・・・。

 

先日、私が務める語学学校に空港へ生徒をピックアップに行くアシスタントとして大学生のアルバイトが入った。彼女は現在 San Jose 大学に通う18歳

もともと講師の募集がないか訪ねてきたのだが、残念ながら大学生を講師として雇うことはできない。お断りしたのだった。

しかし、彼女の英語は実に完璧なネイティブ発音で下手したらうちの講師より英語がうまいのではないかと思う。それに彼女の話は実に考えがまとまっていて、頭の回転も速そうだった。さらに面接中にどうも彼女が日本語を喋れるのではないか?と思う瞬間があった。

 

「ひょっとして日本語しゃべれる?」

 

「はい、私ハーフで12歳まで日本にいたので日本語ネイティブです!」

 

このような人材はフィリピンでは希少だ。

私は講師の仕事は諦めてもらう代わりに空港ピックアップのアルバイトを打診し、快諾された。

12歳まで日本にいて当時は英語もろくにしゃべれなかったという。ところが現在は日本語・英語・ビサヤ語は瞬間翻訳が可能。さらにスペイン語と韓国語も喋れるというのだから優秀だ。

 

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業務のトレーニングの際に彼女が言った言葉が忘れらない。

 

「きちんと仕事を覚えたいので遅い時間でも空港ピックアップついていきます!」

 

なんという意欲。そして仕事に対する真摯な姿勢。ハーフとはいえ、フィリピン人でこのような人を他に見たことがない・・・

彼女の思考回路は基本的に「日本人」だ。

それは幼少期を日本で過ごしたことが大きな影響を与えているのだろう。

 

同僚の日本人男性はフィリピン人との間に一人の娘を授かったが、彼女の様子を見て「やっぱり娘は日本で育てよう・・・」と静かに決心した様子だった。

 

はっきり言って日本で育ち、日本人マインドをもった彼女は大学内で無敵だ。その辺のフィリピン人学生のレベルなど彼女足元にも及ばない。現在彼女は「スーパー大学生」と呼べるような存在になっている。

フィリピンではすでに成人した社会人でさえ、思考回路は中学生レベルと感じる時がある。だらだらと過ごしてはくだらないことでキャッキャっとはしゃぐ。

普段群れては勉強そっちのけで Gwapo な男子や Gwapa な女子のことしか話題にしない脳内花畑の学生たちの中では、普通の日本的思考をもった人物はいちやく頭ひとつ飛び抜けた存在だ。

 

もちろん、もともとの彼女のポテンシャルもあるだろう。おそらく日本で大学生活を送ったとしても結構いい線をいったのではないかと思われる。

知り合いの経験では、彼女と逆のケース、つまり「幼少期をフィリピンで過ごして日本に移り住んだハーフ」がいたそうだが、その人はどう頑張っても勉強面や仕事面でのレベルに限界があったそうだ。

 

 

三つ子の魂百まで」という言葉がある。

 

 

幼少期の環境はその後の人格形成に大きな影響があるのは確かだろう。つくづく自分は日本で生まれてよかったと思う。

そんな彼女は大学の生徒会選挙に出るという。

 

「今日これから対立候補とのディベート大会なんです。もちろん英語ですよ。ビサヤ語で討論なんてダメダメ(笑)」

 

明日が投票日らしい。

彼女のためにも大学の未来のためにも彼女が当選するのを祈ってやまない。

 

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