2017年3月7日(火) くもり
セブで暮らしていると日本ではなかなか味わうことのない貧富の差というものを改めて感じる。
レストランなどで食事をしていると近づいてくる二人組の少女たち。
見るからにあどけなさの残る10代の子供たちだ。
彼らはおもむろにリュックから手作りの菓子を取り出す。
そして食事中のテーブルに並べ始めた。
そして語り出す・・・「Sir, 私たちは working student です・・・」
そして学費を稼ぐためにこうしてお菓子を売り歩いているのだそうだ。
この少女たちはセブ北部のダナオという街からわざわざやってきた高校生らしい。
(その交通費、元がとれるのかい?)
一応、いつもこの手の苦学生が現れるとお菓子を買うことにしている。
ただし、買ったお菓子を食べたことはない。
そして、いつもショッピングモールなどのレストラン街でこのような学生に遭遇するのだが、ここで一つの疑問。
彼らは許可を得ているのだろうか?
まあ、訊くだけ野暮というものか・・・
日本じゃ施設の管理者からすぐに追い払われるだろう。
その辺はやたらと寛容な国だ。
でも彼らが学生だという証拠はどこにもないのだ。
この国では人の善意を悪用する人がいくらでもいるし、信用すると痛い目を見る。
ここはあえて詮索しないでおこう。
コメントを残す