2017年4月16日(日) 雨のち曇り
昨日、ようやくミンダナオからセブへ戻った。
ミンダナオと言っても要するにダバオ市である。
初日から Holy Week の影響でどのお店も開いていないという状況に直面。
そこで、ネットで調べてオープンしていることを確認できた博物館へ。
それがこちら。
D’ BONE COLLECTOR MUSEUM
こちらがその建物。
こじんまりとした博物館でおそらく個人のコレクションを展示しているのだろう。
名前からもわかる通り、動物の骨のコレクション。
嬉しいのはスタッフがきちんと解説してくれること。
思えばセブにはこうした教育的な施設がない。
動物園はあるけど水族館や美術館などがない。
あるのはレストランかショッピングモールばかりだ。
メインはこちらの鯨の骨。
でもこれはたぶんレプリカ。
触ってみたけど、おそらく本物の骨で型をとってモルタルで作ったもの。
でも十分満足。
さて、博物館の帰りに捕まえたタクシー。
車内に禁煙のお知らせが。さすがダバオだ。
ダバオは公共の場所での喫煙が禁じられている。
そのため街の至る所で禁煙を謳う看板が目立つ。
それよりも注目すべきは、この禁煙のお知らせにきちんとタクシーの情報が記載されていることだ。
タクシー会社、車体番号、ナンバープレートの情報が客席できちんとわかるようになっている。
これはセブでは見たことがない。
さらにドライバーの情報も写真付きでデカデカと表示。
これなら乗客も安心だ。
さすがダバオ。これもドゥテルテが市長をしていた頃の政策のひとつだろうか。
別のタクシーもきちんとドライバー情報を表示。
今回ダバオで乗ったタクシー全てで表示があったわけではないが、セブでは皆無のこの情報がダバオではきちんと表示されていたのは興味深かった。
そして、気になったのがセキュリティ。
ホテル施設や夜市の会場、またその他の施設の入り口には厳重なセキュリティがいた。
その多くが軍服を着てマシンガンを持った兵士(?)や警察官。
泊まったホテルは民間のセキュリティと軍服着た人の両方がいた。
そして彼らは笑顔で感じがいい。
しかし、これでもかというくらい毎回厳しいボディーチェックをしていた。
セブのセキュリティは基本的に荷物検査も超テキトーなのに対してダバオではきっちりしている。
それに目に付いたのが彼らが待機中にビシッとしていること。
冬の日本で成田空港警備の警察官が雪の降る屋外でビシッと立っている姿に感動したものだが、ダバオではこの暑さにもかかわらず、長袖・長ズボンに防弾チョッキとブーツを身につけた灼熱の格好でビシッとしているのも感心した。
セブのセキュリティは基本的にダラダラ。
中には眠っている人もいる・・・
こうしてみると過去のドゥテルテ市長時代に安全対策などが徹底されていた様子が伺える。
ミンダナオ地方は渡航中止勧告が出るほど危険だが、ダバオに限ってはむしろセブより安全だ。
こうしてみるとセブのレベルの低さが際立ってくる・・・
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