【セブ島留学】元語学学校マネージャーがこっそり教える『スパルタ校を避けるべき3つの理由』

2017年8月11日(金)  曇りのち晴れ

 

 

セブ島留学もここ数年でだいぶ日本人の中で浸透してきた。

世界の語学学校・留学情報を発信している『STUDY TRAVEL MAGAZINE』誌の最新データでは、日本人の留学渡航先としてフィリピンがアメリカに次いで2位となっている。

もはやフィリピンに留学すると言っても、誰も変な目で見ることはなくなった。

 

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このように急速に成長した市場の過程で、セブ島の語学学校の数も飛躍的に伸びた。

以前はほとんどが韓国資本の学校ばかりだったが、現在は日本の資本がだいぶ参入している。

しかし、そのシステムは韓国式を模倣したものが多く、近年は独自の特色を出した学校も増えたが、旧態依然とした学校もたくさんある。

 

セブ島留学の特徴は何だろうか。

  1. 費用が欧米英語圏の留学のおよそ3分の1。
  2. マンツーマンレッスンの時間が豊富。
  3. スパルタ式のコースがある。

こんなところだろう。

さて、セブ島留学の特徴の一つが『スパルタ式』ということ。

スパルタ式とは:
フィリピン留学のスパルタ校は、平日外出禁止で授業数がおおく、毎日の単語テスト、自習など勉強のスケジュールを完全に学校が管理する学校を指します。

(「フィリピン留学センター」ウェブサイトより一部引用)

 

留学には人それぞれ目的が異なる。

TOEIC などの資格で高得点を目指す人もいるし、ビジネスや旅行などで実践的な英語を身に付けるために留学する人もいる。

そして後者の場合、スパルタ式のコースではほとんど効果がない

 

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私はセブ島の語学学校2校でマネージャーをしていたが、そのうちのひとつがスパルタ式のコースを取り入れた学校だった。

私は就任当初からこの『スパルタ式』に疑問をいただいていたが、マネージャーとして現場を観察している中でこの考えが核心に至った。

その理由を考察してみよう。

 

1. 講師以外と英語で話す機会がない

多くの語学学校ではマンツーマン授業が主流となっている。そのため、英語を使う機会は授業の時に講師とコミュニケーションをとる時だけになる。

もちろん、講師と英語で会話することは大切なのだが、彼らは通常初心者を相手にしているため、生徒の拙い英語を理解し、ゆっくりとわかりやすく話してくれる。

それは生徒にとってはありがたいが、正直そのような生徒のレベルに合わせたコミュニケーションを続けても一向にレベルは向上しない。

その上、留学生のほとんどは韓国人か日本人。留学生同士で会話する時には全然英語を使わないのだ。

また、オフィスに行けば日本人スタッフ、韓国人スタッフが常駐。何か困ったことがあっても英語を使わず、そうしたスタッフに頼ってしまう。わたしがオフィスにいた時に韓国人生徒が訪ねてきたのだが、韓国人スタッフが不在だとわかると一言も発せず無言でオフィスを出て行った。英語で他のスタッフに話しかければいいものを彼らは授業以外では英語を使えないし、使いたくないようだった。

2.そもそも外国で勉強する意味を放棄

スパルタ式の特徴の一つとして『外出禁止』のルールがある。平日は夕食後も授業が設けられていたりと本当に『缶詰』状態なのだ。

さて、海外に留学するのはどうしてなのか。
当然、その国でしか学べないこともあるし、その国のシステムの方が多くを学べるということもある。

しかし、大切な点として『その国を体験する』ということも含まれる。

政府はグローバル人材の養成の必要性を掲げているが、語学を学ぶことがグローバルな人材を育むわけではない。自国とは異なる人々の生活や社会を経験し理解することも重要なのだ。

3.語学の上達は勉強時間に比例しない

語学習得で重要なことは、上達するのは勉強時間ではなく実際に使った時間に比例するということ。

その点で、語学習得はスポーツと似ている。

繰り返し練習することも大事だが、最も大事なのはスポーツの試合と同じで『本番』を経験すること。

サッカー選手でもたとえ海外の名門クラブに所属していてレベルの高いプレーヤーと毎日練習していてもベンチを温める存在では『試合勘』が失われてしまう。そして日本代表の試合に召集されても結果を出せない。

留学の場合は、学校の外に『本番』の機会が溢れている

そのため、学校に缶詰状態でいるのは本末転倒なのだ。成果を出したければもっと外出して授業で習ったことを実際に使わなければいけない。

語学は頭でなく身体で覚えるものなのだ。

こちらも参照:
勉強よりも○○だった!英語力の向上に伸び悩んでいる皆さん、その原因はこんなところに

 

スパルタ式はもともと韓国人の保護者の要望

では、なぜセブ島留学ではスパルタ式が横行しているのだろうか。

韓国人が始めたセブ島留学。現在でもほとんどの学校のシステムの基礎は韓国式が下地となっている。

そして、韓国では多くの場合、『親が子供を英語学習のためにセブ島へ送り出す』という構図になっている。

お金を出して子供送り出す親たちとしては、『しっかり勉強させ、リゾートなんかで遊ばせるな』という要望が多い。つまり、学校側はその要望に応えただけで、語学習得の効果とは関係がないのだ。

 

まあ、スパルタ式でもなんでも実際に費用を支払う側が満足していればビジネスとして成り立つ。顧客のニーズに応えているわけで誰にも責められるいわれはない。

ただ、実際に学習する者が成果を出したいと考えているのであれば、きちんと効果のあるコースを自分で吟味して申し込む方がいいだろう。

 

最後に一つだけ。

スパルタ式で長時間詰め込み式の勉強をするのは試験対策には効果的かもしれない

ただ、実際問題として、朝から夜まで最大8時間もの授業を受けるのは体力も集中力も続かないのが現状。留学前は意気揚々とスパルタコースを申し込んだ人も、実際に現地で受講してみると辛くて途中で挫折する人を多く見てきた。

費用も安くて時差もマイナス1時間しかない好条件のセブ島留学。
せっかく英語を学びやすい条件が整っているので、実際に使える英語を身につけて帰ってほしい。

 

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