2017年9月11日(月) 晴れ
いやぁ・・・またも体調を崩してしまった。
それも7月の食中毒とほぼ同じ症状。
今回は、身に覚えのある症状だったので初期の段階でヤクルトとポカリスエットを買い込み、自宅ベッドで安静にしていたため苦しかったが嘔吐までには至らなかった。
しかし、週末は棒に振った。
仕事の遅れを取り戻さねば・・・
そんなわけで、先週の金曜日は夕方から会合に出席する予定だったのだが、参加者にメールしてキャンセルした。
オフィスからタクシーを拾い、自宅へ戻る。
まだこの時は症状も軽くちょっと胃の違和感とだるさがある程度。
金曜夕方といえば泣く子も黙る大渋滞。
歩いたほうが早いのだが、この時は歩く元気はなかった。
タクシーはほとんど前へ進まず。
この日は、タクシードライバーがやたらと陽気なおじさんだった。
『日本人?』
『そうだよ』
私が日本人だとわかると急に饒舌になった。
『コンニチワ』
『アリガトウ』
『ワタシノ ナマエハ ◯◯デス』
外国で片言の日本語で陽気に話しかけてくる人ほど胡散臭い者はいない。
だいたいトランプ詐欺とかはこの手でカモにされるのだ。
でもこのおじさんは、『知っている日本語はこれだけ』とのこと。
どうやら悪い人ではないらしい・・・
逆に『アンタ、ビサヤ語知ってるんか? 言うてみぃ』ときたので、
『う〜ん、ブソグ(お腹いっぱい)とか・・・?』
『そうか、じゃあグッドモーニングはなんて言うかわかるか?』
・・・と、いきなりビサヤ語レッスンがスタートした。
普段はテキトーに返すのだが、この時は渋滞でタクシーも進まないため、こちらもいい機会とばかりに乗っかることにした。
以前、セブNo. 1ブロガーのモトボサツ氏がタクシー車内でドライバー相手に日本語レッスンをやっている記事を読んだが、今回はまったくの逆バージョンだ。
こちらも参照:
【貪欲】危ないドライバーは○○に夢中
初めのほうこそ『Maayong Buntag(おはよう)』などの挨拶系のフレーズが続いたが、次第にセリフがより実践的なものへと変わっていった。
『Unsa imong pangalan?(あなたのお名前は?)』
『Pila imong edad?(何歳?)』
『Nakagusto ko nimo.(好きです)』
ふんふん・・・ん?
『これどこで使うの?』
『マンゴーに行ったら使えるよー』
(汗)
いやいや、実践的すぎるよ・・・
会話が成立しちゃったらどうするんだ。
フィリピン人ってやっぱり関心事がそっち方面しかないのだろうか?
おかげでだるかった頭がクラクラしてきた。
しかし、このおじさん、なかなか会話は面白い。
前日に69歳の誕生日を迎えたこと、出身はバンタヤンで奥さんと子供は今でもそこに住んでいること、バンタヤンへの行き方などを聞いてもないのにいろいろ説明してくれた。
『日本人はいいなぁ。オッサンでも若くて綺麗なフィリピン人と結婚するでしょ?』
『お金持ってるからね。』
『だよねー』
こんな会話が続いたが、最後はドゥテルテ政権のことをいろいろ語ってくれた。
なんだかんだ面白い会話だった。
自宅に着くと、『Salamat Kaayo(ありがとう)』と言って車を後にした。
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