【小銭】フィリピンお釣り問題を考える

2017年10月1日(日)  晴れ

 

 

フィリピンに限らず、海外に行くと慣れない現地の貨幣に戸惑い、お札ばかり消費して小銭がたまり、財布がはち切れんばかりに膨れ上がることがしばしば。

ホテルのチップにしたり、思い出したように小さな買い物をして消費するのが一般的。

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しかし、フィリピンの場合はお札で支払ってもお釣りの小銭が手に入らない場合がある。

なぜ・・・?

お釣りが用意されていないから。

 

そんな馬鹿な!と思うかもしれないが、これはフィリピンあるある。

主な原因はお店の準備不足。目の前のことにしか頭が働かないフィリピン人たちは、これから客が増えればお釣りが必要になるという考えが浮かばない。実際にお釣りが必要な場面になって初めて気づくのだ。

そのため、スーパーのレジではいつも大行列。
並んでいる途中で、レジ担当者が不意にいなくなり、10分くらい戻ってこないことがよくある。

原因はお釣りの小銭がレジになくなったので、取りに行っているのだ。
その間、客はひたすら待たされる。そして、誰も文句を言わない。

こんな状況を打破するために政府は2016年に「釣り銭不足禁止法」を施行。

お釣りを渡さなかったり、現物支給したり、お釣りないから払わなくていいか客に尋ねることも禁止。違反すると罰金が課せられる。

しかし、この法律施行後も

状況は何も変わらず・・・

そもそも各店舗をチェックして取り締まることなどフィリピン人の役人には不可能だ。

 

そして、もうひとつ。

紙幣の単位が一般消費物価に合っていない。

 

1000ペソ札をたくさん持っていたところで、一般の人の一度の食事に支払う単価は50ペソくらい。その他のものも100ペソ払えばいいようなものばかり。

一枚のお札に払い戻す釣り銭の紙幣と硬貨の量が多すぎるのだ。

基本的に金持ちが金持ちのための社会を作っているのがフィリピン。そのため、貨幣の単位も一般庶民のレベルに即していない。

 

困るのがタクシー。

日本人はセブでの移動ではもっぱらタクシーだが、一度の移動ではせいぜい100ペソ程度。

ところが、財布に1000ペソ札しかないとお金持っているのにタクシーに乗れない!

タクシー運ちゃんはほぼ100パーセントお釣りを持っていないからだ。

 

そんなセブでは小銭を大量に持っていると重宝がられる。

私の友人、モトボサツ氏は小銭を大量にジップロックに入れて持ち歩いているのだが、先日セブンイレブンのレジで小銭を取り出したところ、店員から両替を頼まれたそうだ。

氏は150ペソにも満たない小銭の山を「これで200ペソだよ」と言って見事(?)交換したらしい・・・

詳しくはこちら:モトボサツ両替屋はじめました?

 

さて、小銭不足のために最終的にお釣り不足となり、消費者が被害を被る結果に。

なんとか改善の余地はないものだろうかと考えてみると、ふと思い出したものが。

 

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そういや、日本じゃスイカパスモなどの電子マネー決済ができたよね・・・。

もともと鉄道などの交通運賃の支払いのためのカードだが、コンビニなどの店舗でも使える。銀行引き落としのパターンもあれば、その都度チャージするタイプのものもある。

で、これだとそもそもお釣りが発生しない。

そう、お釣りが発生しないシステムにすればいいのだ。

もともとこうした交通運賃向けの電子決済カードは日本より先に香港などのアジア諸国で実用化されていた。むしろ日本は後発組だ。

おなじアジア圏の多くの国で採用されているのだからフィリピンでもやればいいのに。

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こちらは台湾の悠遊カード

MRT はもちろん、バスやコンビニでも使用可能だ。

 

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台湾の悠遊カードのすごいところは、スマホアプリで使用履歴や残高がわかるところ。

日本でもやればいいのに・・・。

 

で、問題はフィリピンで実現できるかどうか。

フィリピンにもセブンイレブンが全国展開している。さすがにタクシーの車両すべてに導入は難しいかもしれないが、コンビニやレストランでは実現できないのだろうか。

 

・・・と考えていた矢先、思い出したことが。

フィリピン・オフライン問題。

 

そう、実はフィリピンのコンビニにもチケット予約や公共料金支払いの端末が置いてある。

しかし、そのほとんどが「オフライン」になっており、無用の長物と化しているのだ・・・。

私は以前、航空券の支払いのためにセブ市内のセブンイレブンを7件も回った挙句、結局支払いができないという痛い目にあったことがある。

詳しくはこちら:
【必見】セブパシフィック:カード不要の予約&支払い方法

 

コンビニならまだしも銀行でも普通にオフラインの時がある。

私は家賃の支払いのために銀行に行ったがオフラインで送金ができず途方に暮れていたところ、偶然大家さんが銀行に現れて銀行の待合室で現金で直接支払いをするという不思議な体験をしたことがある。

結局、インフラが整わないとこの国では実現不可能なのだ。

ますます機会損失が進むフィリピン。

おそらく100年経っても人並みの諸外国に追いつくのは不可能だろう・・・

 

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