【衝撃】もはや英語大国ではないフィリピンの実態

2018年2月17日(土)

 

 

フィリピンの公用語の一つは英語である。

特にセブ島では公的な場では地元のビサヤ語ではなく英語を使うことが好まれている。そんなフィリピンは米国、インドに次いで「世界第3位の英語人口を抱える国」とか、「ビジネス英語の会話力が世界一」などと紹介されている。

そこに目をつけたのが、近年注目を浴びているセブ島を中心としたフィリピン語学留学だ。

だが、近年フィリピンではその根幹が揺らいでいる。

実は、フィリピンの英語力が低下しているという。

こちらを参照:
Inquiry into decline of English skill of PH students sought | Inquire.net

 

INQUIRE 誌の記事によると、ここ2年間の調査結果ではフィリピン人の大学卒業者の TOEIC 平均スコアが 630 点になるという。

なお、日本人も大好きな TOEIC は、満点のスコアが 990 点である。630点というのは決して高い点数とは言えない。履歴書にも書けるレベルではないだろう。

TOEIC 630点では、どのくらい英語を使うことができるのかはこちらを参考にされると良い。

 

call center

実際にフィリピンの主要な外貨獲得手段である BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)ビジネスの分野において求められる英語力は TOEIC 850点以上だとされている。

BPO の分野では、米国などの顧客を対象としたコールセンターのオペレーション業務でネイティブスピーカーからの問い合わせ対応をするため、高い英語力が要求されるのだ。

しかし、これからのフィリピン経済を担っていく大学生の英語力が低下している現状では、やがてフィリピン人はそのポジションを担えなくなるかもしれない。

BPO ビジネスそのものも世界市場の中でフィリピンの占める地位が低下していく可能性がある。

こちらを参照:
遂に来る!? フィリピン人が職を奪われる日

 

さらに記事によると、このスコアレベルはドバイのタクシードライバーに求められる英語力よりも低いという。

なお、TOEIC の各国の平均点数を記した資料によると、フィリピン留学を世に紹介し、これまで多数の語学留学生を送り込んできた韓国の平均点数が 679点となっている。

そう、もはやフィリピンの大学生の英語力は韓国人より低い。

これでは、英語を学びにフィリピンへ留学するというビジネスモデルそのものが破綻する危険性がある。

 

また、外国語の習得状況を示すガイドラインである「ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)」のスコア平均はレベル B1 となり、これはタイやベトナムの高校生の平均スコア B2 をも下回る結果となった。

 

記事はさらにフィリピンの英語力を向上させるためには、政府が「市民のコミュニケーション能力を向上させるためにグローバルな英語基準を採用」すべきとしており、教育機関も「英語の教育と学習を改善するため」の見直しが必要だと説いている。

しかし、フィリピン人は新しいやり方を導入するのをとても嫌う。一旦身につけたやり方を変更するのは面倒臭いのだ。

 

それでもここで手をこまねいていると、フィリピン人労働者の競争力はますます失われていくことだろう。

 

フィリピンが世界と渡り合っていくために不可欠な英語力。

ネイティブにも劣らない「フィリピン英語」の地位向上を目指して、今こそ手を打ってもらいたい。

 


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