2018年4月6日(金) 曇りのち雨
現在、石川県の和倉温泉にこもっている私。
昨日は午後から仕事が休みだったので、周囲を散策してセブ島と能登の共通点を探してみることにした。
東京より2週間ほど遅れて桜が満開となった能登。絶好の散策日和だ。
ただ、晴天ではあるもののこの日はかなりの強風が吹き荒れ、気温は冬に逆戻りしたような寒さだった。あまり歩き回っていろいろ探索することはできないかもしれない。
だが、意外にもすぐにセブと似ている景色を見つけた。
海へとまっすぐ伸びた桟橋。
ここは私が今回プロジェクトを進めている旅館の敷地。対岸に見えるのは能登島だ。
同じようにセブでも見つけることができる桟橋。
こちらはマクタン島から15分で行ける離島、オランゴ島だ。この桟橋もリゾートホテルの敷地にある。対岸に見えるのはマクタン島とさらにその後方にセブ島の山々が見える。
どちらも同じような構図だが・・・
空と海の色がまるで違う。
午前10時に仕事を終え、能登鉄道に飛び乗る。
向かう先は能登鉄道の終着駅、穴水。
カメラ片手に穴水の街を歩くが、小さな街は30分もすれば一周できる。
入り組んだ湾を囲むようにして小さな街が佇んでいる。
今回、わざわざ穴水まで足を運んだのはこの櫓を見たかったから。
これは「ボラ待ち櫓」と呼ばれるもの。警戒心の強いボラを獲るため、櫓の上に一日中腰を下ろし、水面下に沈めた網の上をボラが通った時に引き上げるという極めて原始的な漁法だ。
この漁法は1996年に一度途絶えたが、近年観光向けに一部復活を遂げたという。
今ではこの櫓が穴水のシンボルとなっている。
同じような櫓はセブでも見ることができる。
こちらはマクタン島にある櫓。ボラを取っているかどうかはわからないが、浅瀬に櫓を設置して漁をするという点は共通している。
しかし・・・
空と海の色がまるで違う。
その他の違いといえば、能登では海の潮臭さを全く感じない。すぐ岸辺にたっても全然磯の匂いがしない。なぜだろう・・・
海沿いの街という点でセブも能登も似ている点は多い。
しかし、海と空の色に関してはセブ島のほうが好きだ。
そろそろ、セブが恋しくなった。
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