【フィリピン留学】わざわざ非ネイティヴの国で英語留学する理由

2018年5月18日(金)  晴れ

 

 

セブ島に拠点を移してから早3年が経過した。

きっかけは現地の語学学校からの依頼で学校マネージャーとして働く事になったのがはじまりだ。

現在は語学学校関連の業界からは離れたが、セブに滞在している日本人の大半が「語学留学業界」またはそれに付随するビジネスに従事している。そして彼らの多くはもともと自身が留学生としてセブを訪れた事をきっかけとしてそのまま定住する事になったようだ。

しかし、英語を公用語としているとはいえ、なぜわざわざ非ネイティヴのフィリピンで英語留学をするのだろうか。だって英語を学ぶなら英語圏の国でネイティヴ・スピーカーと話したほうが上達するだろうに・・・

実はフィリピンで英語を学ぶのはそれなりに理にかなった事なのだ。その理由は「フィリピン留学は勉強の場ではなく実践の場である」という事。

では、その点を詳しく見てみよう。

フィリピン留学に否定的な意見


フィリピン留学はそもそも韓国人が2000年代初頭に開発したビジネスモデル。その後、日本でもその存在が知られるようになり、近年では英語留学の渡航先としてフィリピンを選択する日本人が劇的に増加した。

しかし、依然としてフィリピン留学に懐疑的な意見が溢れている。その多くは以下のようなものだ。

・フィリピン訛りの英語が身についてしまう

・フィリピン人講師の技量が信用できない

・一般のフィリピン人の英語力が低い

これらの意見は実際にインターネットの掲示板などに掲載されていたものだ。

しかし、このような意見を述べている人たちの多くは実際にフィリピンに行ったこともない人たちなのだが・・・

 

発音・訛りは重要ではない


否定的な意見で最も多いのは「訛り」などの発音面の懸念だ。

しかし、実際はそうした懸念はほとんど意味をなさない。

この点については質の高い授業を提供することで知られるセブの日系語学学校「Target Global English Academy」のオーナーである石原氏が以下のような発言をしている。

 

英語は単なるコミュニケーションの道具に過ぎないということがよくわかる例だ。

実際、英語を身につけて世界中の人と仕事やプライベートで会話をするとしよう。その時に接する大半の人は英語を母国語としない非ネイティヴの人だ。世界の英語人口の約78%が非ネイティヴとも云われている。

私は以前日本で外資系 IT 企業で働いていたため、取引先も同僚の多くも外国人だった。毎週のように各国のオフィスとオンラインミーティングを開催していたが、彼らの多くがインドやマレーシアなどの訛りの強い英語を話していた。それでも日本人や英語圏のスタッフと問題なくコミュニケーションが取れていた。

むしろネイティヴの綺麗な(?)英語は TV や映画といったメディアで聴く機会も多いが、世界の大半で使用されている非ネイティヴの英語を日本で聴く機会は少ない。英語の多様性を理解するためにも非ネイティヴの英語を聴く意味はある。

 

スポーツと同じ:フィリピン留学は勉強の場ではない


これは私が語学学校で働いていた当時、留学生になんども言ってきたことだ。

留学生の多くがフィリピン留学で英語を「勉強」しにやってくる。しかし、フィリピン留学は勉強するための場所ではないということに気づいている人は少ない。

日本人は特に勉強が好きだ。私が以前働いていたホテル一体型の語学学校では、授業を終えると自室にこもり熱心に文法書や TOEIC の問題集を勉強している生徒がいた。そして夜遅くまで勉強しては「今日は◯◯時間も勉強した」と満足している様子を見てきた。

しかし問題は、彼らはその勉強量にかかわらず英語を一向に話せないということ。ホテルの部屋でなにか不具合があっても一人でフロントに対応を依頼することすらできない。それではなんのための勉強なのか・・・

フィリピン留学は「勉強」ではなく、「練習+実践」の場なのだ。

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語学習得はスポーツに似ている。

スポーツにはルールブックがあり、戦術についての理論書があり、技術を磨く教本や効果的な練習メソッドなどがある。プロの選手であれば当然それらのものに精通しているだろう。

しかし、プロ野球選手は教本を読めばホームランを打てるわけではない

彼らはスポーツに必要な知識を練習を通して自分の体に染み込ませるのだ。

そう、知識は体に染み込ませて初めて使えるようになる。語学もそれと同じ。そもそも知識を蓄えるのも、その知識を使う技術を身につけるのもすべて人間の脳が処理しているのだ。

その点、フィリピン留学ではマンツーマンレッスンで練習をする時間を多く確保することができる。それにグループレッスン中心の欧米の語学学校ではミスを恐れて発言できない日本人留学生が大勢いるのに対し、マンツーマンのフィリピンではその場で英語を話さざるを得ない。その際も他の生徒がいないのでミスしても恥ずかしい思いをしないで済む。

 

実践の場:ハードルの低い舞台で英語を使う


練習を積んだら次は試合に出ることが重要。だってそのために練習しているのだから。

英語学習においては、「本番」と私は読んでいる。

フィリピンでは英語が公用語のためその「本番」の機会が溢れている。留学中、放課後に学校から一歩外へ出ればそこはもう試合会場だ。そのためフィリピン留学でもいわゆる平日外出禁止を謳った「スパルタ式」の学校はオススメしない。

だが、フィリピン留学に懐疑的な人からは「そんなこと言ったって、相手のフィリピン人の英語力が低ければ意味ないじゃないか」と言われそうだ。確かにそうだ。どうせ本番を経験するなら試合のレベルが高いほうがいい。

しかし、それは試合に出ていないと意味がない。

私は以前イギリスで生活していたことがあるが、イギリス人の英語は当然完璧だ。しかし、ネイティヴスピーカーであるゆえに彼らは英語が得意でない人への配慮がない。相手が日本人でも早口で時に教科書にないスラングなどを用い会話する。初心者にはハードルが高い。

そのハードルを越えられない人はどうなるか。彼らは日本人同士でつるむようになり、極力英語を自分で話さないようになる。

そう考えると、初心者には本番のハードルは低いほうがいい。大切なのは学んだ英語を実際の場面で使う機会を多く持つことなのだ。

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再びスポーツに例えてみよう。

日本のプロサッカー選手は大勢いるが、その中でもより高いレベルを求めてヨーロッパの主要リーグに活躍の場を移す選手がいる。世界最高峰とも言われるヨーロッパで秀でた活躍を見せる選手は疑いようのない素晴らしい選手だ。

しかし、中には現地でレギュラーの座をつかめずにベンチを暖める日々を送る選手もいる。彼らが優れた選手であることは疑いようがないが、試合という「本番」を経験できない時間が多いとどうなるか。

いざ、国際試合で日本代表に召集されたとしても活躍できない。それはいわゆる「試合感」を取り戻せないからだ。つまりヨーロッパの一流クラブで世界中の一流選手と練習を積み重ねてきても試合に出場できないと活躍が出来ないのだ。

そのような選手の中には試合出場を求めて日本に戻り、J リーグでプレイする人も多い。ヨーロッパよりレベルは劣るが、コンスタントに試合に出ている選手のほうが国際試合でも活躍できるは事実だ。

そう考えると欧米英語圏はレベルの高い舞台だ。しかし、初心者にとっては心理的負担のないフィリピン人との会話の機会、つまりハードルの低い舞台を多く経験することが英語上達の助けになる。

 

最後に


英語の上達を目的に海外留学する人は多い。

当然、留学する渡航先にはそれぞれのメリットがある。私は実際にイギリスというネイティブの国で英語を身につけたので英語圏の国へ留学する良さも知っている。

しかし、非ネイティヴのフィリピンで英語を身につけるのはフィリピンならではのメリットがあるのだ。

つまり留学を検討している人はそうした情報をよくしらべた上で比較検討すると良い。

大切なのは自分の目的に合った留学先を選ぶこと。

フィリピン留学もその良さを把握した上で選択肢の一つとして検討してもらいたい。

 


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