2018年6月12日(火) 晴れ
本日はフィリピンの独立記念日。
しかし、外を見渡すといつもとあまり変わらない日常が繰り広げられている。
ところが、私は昨日いつもとは異なる経験を味わった。
実は、セブの「日本語レッスン」にお邪魔したのだ。
と言っても、これは一般公開しているレッスンではなく、仲間内で限られたメンバー向けに開催しているもの。
私は以前から興味があり、どんなレッスンをやっているのか覗いてみたかったのだが、なかなか参加するチャンスがなかった。
それが、ちょうどその日は講師を務めている人と一緒に飲む約束をしていたので、その前にレッスンに来てアシスタントをやってくれと声をかけてもらったのだ。
夕方6時。セブ市内の閑静な高級住宅街の一角。
日本人夫妻が住む家をお借りしてレッスンは行われていた。
私が到着した時にはすでにメンバーは揃っていた。
このレッスンの面白い所は、講師が日本人ではないこと。
この日講師を務めたのはフィリピン系アメリカ人の Gino 先生。
彼は日本語学習歴8年で大阪弁まで操る日本語マスターだ。
私は日本語ネイティヴにもかかわらず、彼のアシスタント役だ。
参加メンバーは普段から日本語を流暢に話すフィリピン人。
そう、このクラスはすでに「中級レベル」なのだ。
今回の授業内容は「 Qualifying Nouns 」の説明。
英語の授業では聞くことのない文法用語だ。「私が買った本は◯◯について書かれている」といったように「本」という語を「私が買った〜」という説明の部分まで含めて主語としているもの。(自分で書いてて何言っているのかよくわからない)
中級レベルの生徒は会話などは問題ないので、ここでは文法の説明が中心のようだ。
あとは「〜は」と「〜が」の違いについて説明していたのだが、はっきり言って日本人でもうまく説明できそうにない。
私は彼らの話す日本語の不自然な部分を直したり、説明の補足や宿題の添削などをやったのだが、ほとんど修正する必要のないレベルだった。
しかし、日本語って結構難解な言語だと思うのだが、彼らの習得レベルは驚嘆すべきものだ。
セブは英語留学のメッカとなりつつあるが、果たしてセブ島留学する日本人のなかでここまでレベルの高い英語を身につける人がどれだけいるのだろうか。
やはり言語習得は継続した努力が必要だ。
私も現在勉強中の中国語をもっとちゃんとやらねば・・・。
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