【セブの闇】犯罪都市セブで頻発する暗殺事件の首謀者は誰?

2018年7月31日(火)  晴れ

 

 

セブ島というとビーチリゾートがあってゆったりした時が流れる優雅な南国ライフが待っているという幻想を抱く人があまりにも多いようだが、実際のセブはそんな平和な街ではない。

セブ市のオスメニア市長でさえセブのことを「犯罪都市」と呼んでいる。

They say Cebu is safe. It’s not safe.
(セブは安全だと言われる。いや、全然安全じゃない。)
〜オスメニア市長のインタビューより〜

なぜこんな話を始めたかというと、たまたまこんな記事を読んだから。

「日本人が最も殺される国、フィリピン」【第2回】丸山ゴンザレス|本がすき。

危険地帯ジャーナリストとして最近テレビにもよく出演されている丸山ゴンザレス氏の連載記事だ。記事によればフィリピンでは金が殺人の動機となり、殺し屋という手段があり、警察も買収できるという環境ゆえに簡単に人が殺されるとしている。

そして、フィリピンは日本人が最も殺されている国であり、その殺人の依頼主も日本人というケースが珍しくない。

セブでも日本人同士によるトラブルは多い。現在セブ在住者の間で最もホットなブログは、日本人の某語学学校オーナーが別の日本人に学校を乗っ取られた挙句、個人資産まで奪い取られセブを追い出されたことを赤裸々に綴った衝撃の問題作。

リベンジ(再起)

ちなみにこのブログ、恨みつらみが満載で読んでも誰も幸せにならないです。登場人物が知り合いばっかりだし・・・

 

まあ、そんな犯罪都市セブでは暗殺事件なんか日常茶飯事だ。(観光客が巻き込まれることはほとんどない)

先週も金曜日にキャピトル近辺で銃撃があったし、セブのローカル新聞を読めばほぼ毎日「○○のバランガイで誰某が撃たれて死亡」といった記事が死体とそれを取り囲むギャラリーの写真付きで掲載されている。

記事の内容はほぼ一緒。「○時頃、unidentified gunmen がバイクで近づいてきて走行中の自動車の運転席めがけて発砲」といった感じ。毎回「unidentified gunmen」って書かれているんだけど身元を晒して犯行に及ぶ暗殺者なんているわけなかろう。

toyota.jpg

そんな中、昨日は元バランガイ・タヘロのキャプテンで現バランガイ議員の Cadungog 氏の車が襲われたというニュースが報じられていた。当日はセブ地域のバランガイキャプテンを決める選挙があったため、私は当初何か政治勢力の抗争かと思った。

Cadungog 氏を襲った人物は応戦した運転手にその場で射殺されたという。しかし、この射殺された犯人とされる人物は警察官だった。ここからなにやら話がややこしくなってくる。

実は射殺された警察官はバランガイ・タヘロでの違法な麻薬取引の操作をしていたという。

 

Cadungog 氏はすぐにオスメニア市長に救援を要請。市長が彼を救い出し、NBI に匿う。

そこから Cadungog 氏と警察の非難合戦がスタート。

オスメニア市長が出てくる時点で既に何か怪しい・・・

警察官殺害の嫌疑で Cadungog 氏が警察から容疑をかけられる。

「実に馬鹿馬鹿しい。奴らはどうしたというのだ。彼を逮捕したいならなぜ彼のオフィスに行かないのだ。なぜ路上で襲う必要があるんだ。」

「もし警察が彼に容疑をかけるというなら、奴らは嘘をついている」

(by オスメニア市長)

この件で市長は警察がこの犯罪の首謀者だと主張している。

当の Cadungog 氏は次のように言う。

「なぜ私を巻き込むのだ。私がなにも違法行為を行なっていないことは彼らも知っているはずじゃないか」

(by Cadungog 氏)

そんなわけないだろう・・・と勘ぐってみる。

運転手はバイクに乗った男が近づいてきて銃を取り出すところをサイドミラーから見たと言う。そのため自己防衛のために撃ったのだと。Cadungog 氏の銃は全て登録済みで所持が許可されていると言う。

だが、目撃者によると最初に襲われたのは警察官だと言う。

食い違う証言。

死亡した警察官が乗ったバイクを運転していたのは警察の協力者で情報提供などをボランティアで行う人物。この人物も最初に警察官が撃たれたのを目撃。しかし、警察官が応戦したかどうかは逃げるのに必死で見ていないと言う。

 

警察幹部は言う。

「Cadungog がどんな男か知っているだろう? 彼は Adonis Dumpit に銃を提供した男だ」

Dumpit は6月に捜査当局との銃撃戦で死亡した人物だ。

 

現場にはいち早く別の議員 Tumulak 氏が到着。彼はバイクを運転していた人物を殴り(本人は否定)、なぜか犯行現場の証拠品を確保。警察から説明を求められている。そもそも証拠品を確保する権限は無いはずなのだ。

polo

会見を開くTumulak 氏。なんか証拠品素手で触ってますけど・・・

この騒動、収拾のめどがつかない気がする。。。

 

ちなみにセブを中心とするビサヤ地方では、麻薬取り締まりチームのメンバーや警察官が銃撃される事件が相次いでいる。

・2017年8月15日 タリサイ市で警察官が妻とともに射殺される
・2018年2月19日 ミングラニーラで警察官が麻薬密売人に殺害される
・2018年3月13日 ミングラニーラで警察官が車を駐車したところ胸を6発以上撃たれ死亡
・2018年4月24日 セブ市で警察官が裁判の公聴会出席の後に撃たれて死亡
・2018年4月30日 警察官が撃たれるも無傷で脱出
・2018年6月10日 マンダウエで麻薬のガサ入れ中に捜査官が殺害される
・2018年6月13日 アレグリアで警察官が自動小銃で射殺される
・2018年6月19日 トレド市で警察官が自宅から3メートル先で射殺される
・2018年6月27日 オスメニア市長の元警備補佐官が警察とNBIの共同作戦中に殺害される
・2018年7月12日 タブエランで警察官が銃殺される
・2018年7月27日 キャピトル近辺で麻薬取り締まりチームメンバー銃殺される

 

ちょっと事件が多すぎる・・・

cebu daily news

最初は議員が襲われたと言う報道だったが、今日の新聞では麻薬取り締まりの警察官が殺されたと言う内容に変わってきている。

さて、セブで頻発する暗殺事件の首謀者は誰なのか。

とりあえず警察も政治家も信用できないのは確かだ。

 

さて、今日はどこで誰が撃たれるだろう。


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