【悪夢再び】食中毒の恐怖!しかし隣人愛で生き残る、ビバ!セブ島長屋生活

2018年11月20日(火)  雨

 

 

異変を感じたのは日曜日の夕方だった。

その時、私は知人と一緒にフエンテの某ホテルのレストランで優雅な夕食を楽しんでいた。高級とまでは行かないが、とても洗練された料理を楽しむことができるので気に入っている場所だ。

ホテルでの食事は実によかった。美味しい食事に有意義な会話。楽しいひと時だ。しかし、その食事が終焉に差し掛かる頃、私の下腹部が微かに違和感を感じ始めた。その時、私は嫌な予感に苛まれた。 

ホテルでの食事を終え、ハバルハバルに乗って帰宅する道中、私の下腹部の違和感は増加していった。後部座席がデコボコ道で揺られるたび、私の下腹部の痛みが増していく。

この痛みには覚えがあった。

そう、食中毒。

実際、セブ生活を始めてすでに3度の食中毒を経験している私はその兆候がすぐにわかるようになってしまった。

過去三回の悲劇の様子はこちらを参照:
食中毒:海外一人暮らしは死と隣り合わせ!?
【悲報】悪夢再び?胸騒ぎのお腹事情・・・
【食中毒】悪夢再び!激しい苦しみでのたうちまわる

 

帰宅してまずトイレに駆け込む。

激しい下痢。水のように流れ出るのはこれまでの経験と全く同じだ。この後、全身が寒気を帯びて震え出せば間違いなく食中毒だ。

私はベッドに横になった。激しい倦怠感に襲われ、それを追うように全身が震えだす。寒い!外は少し風が吹いている。夜風のせいで体が冷えているのだろうか。しかし、手元のスマホで天気を確認すると気温は27度。とても震える気温ではない。

私はパーカーを纏い、ベッドにうずくまった。

 

私は原因を考えた。時間的に言ってホテルでの食事が原因とは考え難い。そもそもホテルの食事が原因なら一緒に食事したメンバーも同じ症状に襲われるはずだ。だとすると原因は一つ。

日曜の朝、私は前日までタクロバンを旅しており、自宅に食材が全くないことに気づいた。そこで私は朝食を食べに近所のカレンデリアに赴いた。普段一度も利用したことがない店だったが、他に選択の余地はなかった。

ホコリ舞う路上に面した貧相な店。テーブルの下には野良犬がたむろする不衛生な環境。そこで私はライス、フンバ(豚の角煮)、そして野菜炒めを頼んだ。フンバはきちんと蓋のされた容器に入っていたが、野菜炒めはむき出しでハエのたかる状況で店頭に並んでいた。今考えるとこれが原因といえそうだ。わずか50ペソの朝食は結果として高くついた。



さて、ベッドでうずくまり体が震えだした今、今後の展開は時間の経過とともに体が全く動けなくなることが予想された。

そこで私は救援を要請した。

どうも食中毒になったようで自室で横になっています。多分今朝近所のトロトロで食事したせいです。どなたかお薬もしくは対処法ご存知の方がいらっしゃればお知らせ願います

セブ島長屋生活で暮らしているアパートの住人同士で作った LINE グループにメッセージを打ち込む。

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するとものの数分で2軒隣の T 家のご主人とさらに T 家と反対側の2軒隣に住む元看護師ローラ氏が薬とポカリスエットを持って駆けつけてくれた。

パーカーを着込んでガタガタと震える私。

「寒いのって僕だけですかね?」

そうね、あんただけよ

体温計を渡される。体温は37.0度。

まあ、そんぐらいの熱なら大丈夫よ

そうして水分補給のためにポカリを飲まされたところで吐き気を催しトイレに駆け込む。一通り吐き出すと悪寒が和らいで普通に話せるようになる。この機にベッドに横になることにした。過去の経験から言って、この「悪寒→嘔吐→若干回復」のサイクルはこの後数回にわたって繰り返すものと予想される。

 

どれだけ眠っただろうか。全身に汗をびっしょりかき、背中がものすごく痛い。そして激しい寒気。時計を見ると2時間ほど眠っていたようだ。ここで体は吐き気を覚える。しかし、吐くために体を動かすことができない。吐けば少し楽になるはずなのにベッドを起き上がることができない。

動く、動かないの決断がつかないまま時が流れる。動こうと思っても脳の信号が体に届かない。そこで、無理して枕元に置いてあったポカリを少し飲んで胃を刺激する。そうすると吐き気がピークを迎えようやく体を起き上がらせることができた。

トイレに駆け込み、全てを吐き出す。先ほどホテルで食べた夕方食事は消化されることもなく便所の藻屑と消えた。

吐き出すとまた少しスッキリする。しかしベッドに戻る気力はなく、リビングのソファでウンウン唸って横になる。

その声に気づいたのか、隣家の Yuki 氏がドア越しに「大丈夫ですか? 病院連れて行きましょうか」と気にかけて下さった。真夜中に唸り声で起こしてしまったようだ。申し訳ない。氏の申し出を丁寧に断りベッドに戻ったが、結局その後も嘔吐を4度繰り返し眠りについたのは午前4時過ぎだった。


翌朝、目を覚ますと時刻はすでに8時半。

吐き気はすっかり消えていたが、まだ頭痛と全身の痛みが酷い。私は早々に職場に休みの連絡を入れ、夕方に知人の家で集まる予定もキャンセルした。

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朝食はローラ氏がおかゆを作ってくれた。IT パークで生活していた頃は何もできずにただただ死を待つのみだったが、アパートで長屋生活を始めたおかげでご近所の愛ある親切に支えられている。

しばらくすると階下に住むアンジェリック氏と隣家の Chiaki 氏が体温計と薬を持って登場。熱を測ると37.9度。前日よりも熱が上がっている。Chiaki 氏はすぐさま熱冷ましがわりに保冷剤を持ってきてくれ、私はタオルに包んでおでこに巻いた状態でその後を過ごした。

さらにアンジェリックが的確なアドバイスと有効な薬を用意してくれたおかげで症状は快方に向かい、夜には再び37.0度まで体温が下がった。

 

そして、さらに一夜明けた今朝。体温は平熱になっていた。

流石に2日連続で仕事を休むわけには行かず、全身の痛みを押して職場へ向かった。

しかし、何も食べないで1日を過ごし、精根尽き果てて家に帰ると、

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今度は夕食にローラ氏がハヤシライスを用意してくれた。

まだお腹に悪いからよく噛んで食べるように

至れり尽くせりとはこのことだ。感謝感激。もうアパートの住人に足を向けては寝られまい。

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そんなこと考えながら冷蔵庫を開いたらいつの間にかパイナップルジュースまで入っていた。誰かが持ってきてくれたようだ。

 

セブでの食事は時に不衛生な場合もあるので気をつけなければならない。

しかし、いざ食中毒になってしまったら、自力で病院に行くしかない。そんな体力も気力も残っていないときは「セブ島長屋生活」が命を繋いでくれるかもしれない。


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