教科書を信用するべからず? セブ島日本語教科書の実態

2019年4月30日(火)  晴れ

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気がつけば30年続いた「平成」も本日が最後。一つの時代が終わりを告げ、新たな時代を迎えるというのは何やら感慨深いものがある。

日本では「大化」から1300年以上続く独自の元号を採用しているが、元号はもともと中国がオリジナル。天下を支配する皇帝は空間だけでなく時間をも支配するという思想のもと生まれたものだ。

以来、中国の周辺諸国は冊封国(属国)として、皇帝が定めた元号を使用することが義務付けられた。(これを「正朔を奉ずる」という)

しかし、日本は中国の属国となることを潔しとせず、皇帝に朝貢する正式な国交を結ばなかったため、自分たちが「中国文明」と対等の独立文明であるという宣言の意味合いも込めて、独自の元号を使って来たのだ。

さて、前置きが長くなったが、普段から私の身の回りにいるフィリピン人の友人たちは、日本語が堪能な人が非常に多い。

しかし、彼らが「元号」に代表される日本の文化を深く理解することはなかなか簡単ではないだろう。文化の違いに根ざした両者の考え方の違いは、日本人とフィリピン人の相互理解において障害となっている。ましてや考え方を伝える手段である言語の違いとなれば、さらに難しい。

日本語を覚えることは、使用している文字も文法も異なるフィリピン人には難しいはずだ。

そんなことを考えながら、フィリピン人の友人と一緒にアヤラにある書店を訪ねた。特に目的があったわけではないが、ついでだから日本語学習の本を物色して見ることにした。

イメージ図

文房具売り場が大半を占める National Book Store にて、隅っこにひっそりと佇む「語学関連」書籍の棚を物色すると「韓国語」の教科書に隠れるようにして「日本語」の教科書がわずかながら並んでいる。

ようやく手に取った一冊を開いて見ると、そこには衝撃的な解説が載せられていた。

「机」が「チュクエ」となり、「下」を「スィタ」と読ませる語学書。

はて? 「つ (tsu)」の発音は「チュ (chu)」と読ませると、いかにも日本語が下手な外国人の発音になってしまう。

母国語に (tsu) の発音が存在せず、どうしても発音できない場合はそれで仕方あるまい。言語がコミュニケーションツールである以上、発音が多少おかしくても意思疎通できればいいのだ。

しかし、そうだとしても、教科書は正しくなければならない。

一体どこの国の誰が執筆したのだろう? そして誰が監修したのか。

続く箇所でも「静か」が「スィズカ」だし、「厚い」も「アチュイ」だ。

こうして見ると、本来「SH」の発音であるべきものが「S 」に変化し、「TSU」の発音が「CH」に変換されているようだ。

通常、語学関連の書籍というものは出版される前にネイティブ話者によるチェックが入るものなのだが・・・この本はだれか日本人がチェックしたのだろうか?

どうやらセブでは日本語を学びたいと思っているフィリピン人がいても、書籍による独学はおすすめできそうにない。教科書通りに書かれていることに従って勉強したら、誤った発音を身につけてしまうだろう。

もし身近に日本語を学びたいと思っているフィリピン人がいたら、私が有料で教えて進ぜよう。もし興味があれば連絡されたし。

私が「令和」のスタートともに日本語レッスンを開始しよう。



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