2019年5月4日(土) 晴れ

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先月末、まさに平成の世が終わろうとしていた頃、私は早朝から南へ向かう車に揺られていた。
実は、フィリピン人の友人から「カワサン滝」へ行こうと誘われたのだ。そう、セブ島最強の日帰り観光スポット、カワサン滝である。私自身、丸2年ぶりの訪問だ。
こちらも参照:
日刊セブ便り:2017年5月14日

実は最初は誘いを断っていたのです。先月は日本からセブに戻ったばかりで、不在の間に溜まっていた家賃を一気に支払い、さらにダバオでのイベント参加など出費が相次いで「スッカラカン」だったので、遊びにお金を使いたくなかったのだ。
だが、出発の前日になっても熱心に誘ってくれる上、「お金足りなければ出してあげる!」とまで言われる始末。(もちろん出してもらっていないけど)ここまで言われたらせっかくなので一緒に出かけることにした。
出かける直前まで徹夜で仕事をしていた私は自動車の中で仮眠。
3時間ほどでようやく現地に到着。

駐車場で車から降り、カワサン滝へと続く小道を歩く。この時点で既に清流が路と並行して流れ、木々が生い茂って日陰を作り、なんとも心地よい空間が現れる。

5分ほど歩くと入場料を支払うブースが現れる。目の前にでかでかと料金が表示されている。
「入場料:45ペソ」
あれ? たしか以前は40ペソ(外国人価格)だったはず。
いつの間にか値上がりしている!


小道をひたすら進んでいくと、やがて遠目に滝が見えてくる。

カワサン滝のもっとも人気のあるスポットである1番目の滝だ。
この日も滝壺の周りは観光客でゴッタ返していた。
残念ながら、我々は観光客で溢れる滝壺の中で人の子として産まれながら芋の子を洗うようなもみくちゃ状態に陥るのを潔しとしないため、この場はスルーしてさらに奥へ進むこととなった。

そして、再び15分程度の徒歩移動を経てようやくたどり着いたのが、こちらの2番目の滝。滝壺に足を浸して見ると、以外にもかなり冷たい。
でも、今回のメインはそもそも滝じゃないのよね〜。。。


滝を尻目に我々は炭に火を起こす作業に取り掛かる。
まだ10時過ぎだというのにランチの準備だ。
朝、道中に立ち寄ったカルカル市の市場で購入した食材。まさに新鮮そのもの。魚とイカに刻んだ野菜を詰め込んでグリル。BBQ はセブの野外アクティビティに必須のアトラクションだ。

炭火の遠赤外線により中まで日が通った魚たち。
もう見るからにうまそうだ。

そして同じく野菜を詰めたイカ。
この色合い!実にいい感じだ。
ライスやその他のおかず類はセブから持参。テーブルの上に広げて即席の宴会場に早変わり。グリルした魚とイカはもともとの塩味が効いていて何もつけなくても美味しかった。

食後はさらに上流を探索。
滝の上部では飛び込みのアトラクションが人気のようだ。ただし、ライフジャケットの装着が義務付けられている。以前、ここで韓国人観光客が飛び込んだ直後に心臓発作で亡くなったらしい・・・
もちろん我々はやらない。




「源流に行こう!」という友人に連れられてさらに上流部へ。
ここは源流から流れ出た勢いのある水を利用して、岩場に小さなウォータースライダーが設けられていた。

キャニオニングを終えてウォータースライダーへやってきたフィリピン人の集団。ちいさいけど意外と迫力があるのでみんな躊躇している。

横から見るとこんな感じ。非常に小さい。
しかし、滑って見ると結構流れが速い。
そして、飛び込んだ先は足が全くつかない深い淵になっており、流れも速いので油断していると下流へ押しやられてしまう。
私はクロックスを履いていたせいで、飛び込むと足の方が先に浮かび上がってしまい、なんども鼻の中に水が侵入するという悲劇に見舞われた。
いい歳してはしゃいでしまった。
だが、気がつくとあっという間に午後3時過ぎ。
もうセブへ向かって帰らなければ到着が遅くなってしまう。
そうして我々はBBQのあとかづけをして再び帰路へついた。
楽しくても帰るタイミングは逃さないように気をつけたし。
さらに詳しい情報はこちらに執筆しました:
【カワサン滝】海だけじゃない!セブ島最強日帰り観光スポットの楽しみ方
トリセブ






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