【中国の脅威】フィリピンペソが紙切れになる日

2019年11月3日(日)  晴れ

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セブは一昨日から3連休の真っ只中。

普段は渋滞が激しいセブの街も静かで落ち着いた様子を見せている。
それでも私はいつもの通り、週末はセブの街を走り回る。

昨日は午前中からマクタン島を巡ってあちこちのローカルフィリピン人に聞き込み調査などを行なっていた。

その中で、フィリピンが抱える危機に辿り着いた。

ちょうど正午に差しかかろうとしていた頃、マクタンのショッピングモールの中を流暢な日本語で電話しながら歩く男性に出くわした。年齢は40代後半といったところだろうか。

身なりの整ったその紳士は、電話を終えると大量の品を抱えてレジに向かい、今度は店員と流暢なビサヤ語で談笑している。

興味深かったので話しかけてみた。

 

「あのー、日本人ですか?」

いや、私はフィリピンとのハーフなんですよ

 

聞けば、彼はフィリピンで公務員をやっているという。それもそこら辺の普通の公務員ではなく、かなり上のレベルの官僚のようだ。

幼少の頃から日本とフィリピンを行き来する生活をしており、アメリカにも住んでいたようで、「中学まではアメリカの学校」に通い、「高校、大学は日本の学校を出た」という。

その後、日本で司法試験に受かり検事を数年経験したのち、今度はフィリピンに戻りこちらで公務員をしているという。ちなみに日本人のお母様は某財閥のご令嬢だという。なんと、ひょんなことから話しかけた相手はバリバリのエリートだった。

そんな彼はこれからのフィリピンの状況を憂いているという。非常に興味深かったので彼の話を聞かせてもらうことにした。

1. 治安の悪化

彼によると、ここ数年でフィリピンの治安は著しく悪化したという。

はて、ドゥテルテ大統領が麻薬戦争を始めてから犯罪者はみんな自首するようになったんじゃなかったのだろうか?

いや、40年以上セブの街を見てきていますが、今年ほど銃殺事件が頻繁に起きた年はなかった

でも、ドゥテルテはダバオ市長時代も同じやり方で治安を回復したんじゃなかっただろうか。

まあ、ダバオみたいな狭い範囲でやれば成功するかも知れないけどね。国全体で犯罪者を殺してしまえ!とやってしまうと、日本語で言うところの『窮鼠猫を噛む』って奴ですよ。犯罪者はやられる前に我々公務員をターゲットにしますから

確かにこのところ、セブの街は銃による事件が絶えない。

10月25日(金)にはミンダナオ島のクラリンの市長がセブ市内を護衛付きで走行中に襲撃され、警察車両ごと蜂の巣にされた挙句、車から引きずり降ろされてトドメを刺されている。(しかも現場は私の自宅のすぐ近所)

ちなみに事件直後の様子を通行人が動画に納めていた。冒頭に犯人たちの乗るバンが某大手語学学校方面へ逃げていく様子が映っている。

また、その少し前にはイミグレーションオフィスが入っている J Centre Mall が営業時間真っ只中に武装した強盗グループに襲撃される事件も発生している。

その時の様子もYouTubeにアップされていた。

実はあの時、現場に私もいたんですよ

でも、我々公務員はモールの入り口で銃を預けちゃっているので何もできません。犯罪者の銃はセキュリティチェックでスルーしていて、我々公務員の銃は持ち込めないなんてどうかしてますよ

なんでもフィリピンでは一部の公務員や警察官は「Service Gun」といって、役所から支給される銃を所持・携帯することが認められているという。ちなみに性能が悪いのでお金のある人は市販の銃を自分で買うそうだ。彼の場合も支給された銃は一年で3回も故障したので、今は市販の銃を使用しているという。

だが、銃を持ったままモールへ入店することはできないらしく、必ず入り口の保管所に預けなければいけないという。

結局、どうすることもできず、スマホで現場の動画を撮影しつつ、スカイプで上司にそれを見せながら状況を報告して警察を手配してもらったという。

2. 中国マネーに侵食されるフィリピン

もう一つの懸念材料は、中国マネーによるフィリピンの乗っ取りがもう始まっていることだという。

今、ドゥテルテ政権は公務員をどんどん増やしていますけど、その財源をどうするのかって話ですよ・・・。

実は中国から多額のお金を渡されて、それをバラ撒き政策で使っていますけどね、あれ借金ですから。借金てことはいつか返さなきゃいけないんだけど、返す当てなんてないんですよ。

南沙諸島の領有権問題で対立してきた両国。

選挙前は「大統領になったらモーターボートで奴らが居座っている島に上陸してフィリピン国旗を立ててやる」と言っていたドゥテルテさんも、その後はすっかり中国に懐柔されてしまったのは記憶に新しい。

フィリピンのヤバイところはね、借りたお金を国内の消費に使っちゃっていることですよ

確かにフィリピン国内はいまや建設ラッシュで国民の購買力も上がっているように見える。

そりゃね、消費すりゃ景気は一時的に上がりますよ。でも貿易では全然稼いでいない。だから外貨に関しては全然獲得できていないんです。今はただのバブルだから、いずれ借金を返すときに返す財源がないんです。

そもそも・・・」彼の言葉はさらに続く。

他の途上国と同じようにフィリピンという国は共産圏の恐ろしさに関する認識が緩い。これまでも他の国では返済不能の借金を背負わされて土地や港湾を乗っ取られていますからね

なぜ彼がこんなにも国の借金に詳しいかといえば、彼は通訳官としてよく日本政府との円借款の交渉にも同席するのだという。

日本のような民主国家はそもそも他の国を乗っ取ろうとはしないですから。だからお金を貸すときはリスクヘッジをするんです。そして、返済能力がないと見たら『貸さない』という判断をするんです。

実は、今回もフィリピン政府はまず日本政府に円借款の要請をしたという。しかし、日本政府はフィリピンの返済能力を考慮した結果、円借款は行わないことになったそうだ。

それで今度は中国政府に借金を依頼した。その結果・・・

中国政府はフィリピンが要求した額の『倍を支払う』と言ってきたのです

フィリピンはそれに飛びついたのだ。
彼によればドゥテルテ大統領は海外経験も乏しいため、こうした世界の動きに疎いのではないかという。もはや返済不能の額を借りてしまったフィリピン、もう後戻りはできそうにない。

マクタン空港のメインバンクってどこか知っていますか? チャイナ・バンクですよ。全て『チャイナ』と名の付くものは中国政府と同じですから。もう空港は彼らの手の中です

こうしてフィリピンはいずれ中国に乗っ取られる道に入ってしまったようだ。

いずれ、その時が来たらフィリピン・ペソは紙切れになるだろうと言う。

だからね、僕はいまからコツコツとペソをドルに変えているよ(笑)

なるほど、先を見据えたエリートは用意周到にやっているようだ。

 

なかなか貴重な話を聞けたが、私自身にはどれほど影響があるだろうか。

いま、収入の大半はフィリピン・ペソなのよね・・・

自宅にいっぱい札束が置いてあるけど、あれ紙切れになっちゃうのかなぁ。

今のうちに米ドルに変えておこうかしら。

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