2018年11月5日(月) 晴れ
先週のセブ島は日本で言うところのお盆のような祝日のため土日を含めて4連休だった。
この時期のフィリピン人は先祖の墓がある田舎に帰って親族一同で墓の前で宴会をすると言う。そのため、セブ市内から人混みが消え、渋滞がなくなるという奇跡の4日間なのだ。
私は予てから進めている自宅内装の改造に取り組むことにした。
セブ島長屋生活で現在住んでいる部屋は、隣近所の人が自由に入れるようにセルフサービスでインスタントコーヒーが飲めるようにしてある。
アパートの名称を借りて「Cafe Narra」と称している。
入り口が「OPEN」となっているときは勝手に入ってくつろいで行ってくれという合図。
先日はソファも入手したことで、より一層カフェ感が進行している。
こちらを参照:
【快適】セブ島長屋生活:ソファがうちにやって来た
今回は前からやりたいと思っていた壁掛けの棚の設置を試みることにした。
その日は別件で SM シティに行っていたので、現地で棚を取り付けるための備品を購入。
自宅に持ち帰り早速取り付け作業に入らねばならない。
そこで、先日我が家に黒板を設置してくれた階下に住む DIY 女子、アンジェリック氏に作業をお願いすることにした。
詳しくはこちら:
【在宅授業??】セブ島アパート暮らし:自宅に突然黒板が設置される
「Hi, Kuya~」
氏はいそいそと我が家へ工具箱を携えてやってきた。
メジャーを取り出して寸法を計算する氏の姿はもはやベテランのカーペンターのようだ。
ネジ止めする位置を計算し、鉛筆で印をつける棟梁。
「Kuya~ まっすぐになっているか後ろから見てー」
棟梁の指示に従い、離れた位置から確認する私。
すると棟梁は伝家の宝刀、「電動ドリル」を取り出した!
ギュイ〜ンと祝日の午後の平穏な空気を打ち破るような騒音を奏で、我が家の壁に穴を開けていく。
そうこうしているとあっという間に壁に棚が設置された。
ここまでわずか10分弱の出来事。さすがアンジェリック師匠、手際が良すぎる。
棚を設置し終え、夕食の準備をしていたら外から何やら賑やかな声が聞こえる。
「あ〜OPENになっているよ!」
「コーヒー飲んでいっていいですか〜?」
そう言ってご近所さんたちが我が家のソファでくつろぎ始めた。
我が家にはインスタントコーヒーとたまたま前日購入した瓶のコーラがあったので、提供した。
しかしそのうち、「アイスコーヒー持ってくる」と言って自宅からアイスコーヒーを持ってきて飲み始めた。もはや我が家の飲み物ですらない・・・
こうして Cafe Narra は急に来客が増え始めた。
今後はどんな部屋に改造しようかしら?
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